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風見鶏の寝言026

マジックワード


例1

国家予算をつぎ込んででも~という企業支援の補助金制度を作ることは日本経済のためになる



例2

~の規制を緩和することこそ、今の日本経済の再生に必要なことだ



例3

好きな男性像は、包容力の高い人!




例1や例2を読んで、「うわっ、胡散臭っっ!」と思った方はいらっしゃるだろうか?

恐らく、そう思った人たちは、例1でいえば「補助金制度」が、例2でいえば「緩和」が、どう日本経済のためになるのか、これだけじゃ何の説明にもなってないことに、疑問を抱いたからではなかろうか?

または、この発言者のいう「経済」って何のこと指してるんだか、わかったようなわからないような煙に巻かれた感覚を覚えたから、という人もいるかもしれない。

例3も、同じような感想をちらほら聞いたことがある

つまり、「包容力」という言葉を、発言者がどういう意味で使っているのか、何となく分かるような、でも辞書の定義のように答えろと言われたらやっぱりよくわからないような、そんなふわふわした感覚を受けるという男性が多いらしい
(ただ、何か身に覚えのある男性の場合、勝手にその点を指して言われているのだと思って自分を納得させてしまうこともあるようである)




さて、ここで「マジックワード」という言葉をご存知の方はいらっしゃるだろうか?

この言葉は、プラスよりはマイナスの意味で使われる言葉であり、かみ砕いて言えば「冷静になってみれば、本当に正しいのか必ずしも明らかでないのに、使うとあたかも非常に説得力があるかに思わせることができる言葉」と考えておけばよいだろう

更に簡単に言えば、要するに「うさんくさい言葉である

使い方としては、「~という言葉は、マジックワードになってしまっているから(、気をつけないと煙に巻かれる)ね」等があろうか

つまり、例1~3を読んで、さして違和感を覚えなかった人にとっては、「経済(学問外での使用時に限る)」「実体経済」「経済の再生のため」「包容力」等の言葉が、マジックワード化してしまっているということである


もう少し、「マジックワード」の特徴を考えてみたい

1、

使っている人が、如何なる意味で用いているのか、曖昧である点


2、

仮に定義を試みるとしても、全国民の各用法の全てにそれなりに共通する意味を見いだすことができるのか怪しい点


3、

使う者にとって有利になるようにする点



辺りが、考えられそうである

1、の特徴だけであるならば、かなり多くの言葉が該当する

例えば、「浮気」という言葉も各カップル毎に相当意味に幅がある点で共通する

つまり、他の異性のアドレスが携帯に登録されていることからして許せないという人もいれば、他の異性と食事したり2人で外出したりしても何ら問題にならないとする人まで様々だからである

しかし、1、の特徴に加えて、2、3、の特徴もあるものが、「マジックワード」として批判されるのではなかろうか。

つまり、先の例で挙げた「浮気」は2、3、が該当しない


このような言葉は、不況になり企業どうしの騙し合いが増えると、にわかに増えるように思われる

今後も時あるごとに新種を発見できるかもしれない。
<追記>2013/05/27

例4

我が社に入ったからには、我が社の企業風土に合わせるのが当然だ!早く馴染め、年休なんかとってる奴はいないぞ!



また、見つけました。「企業風土」「企業文化」
でも、近年は、これに関しては割と違和感を覚える方が増えてきている気がしますね
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