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風見鶏の寝言027

「ズルはしないという前提」



誰でもタクシーを使うことはあろう。

頻繁に使う人は、車内が清潔な会社のタクシーを選んで乗ることも稀ではないようである。

ところで、使ったことのある方々、頻繁にお使いの方々にお尋ねしてみたいことが2つある。

Q1

初乗りが710円ではなく、690円や700円の会社のタクシーに乗った場合、その後の90円加算の単位距離の設定の違いから、ある程度以上の距離だと、初乗り710円の会社よりも高額になることはあり得るか?




どれだけの国民に知られているのか頗る怪しいが、そのような料金を「追い越し料金」というらしく、国土交通省はそのような「追い越し料金」は禁止している

このため、ある等距離を初乗り710の円のタクシーと690円のタクシーとで、それぞれ同様の交通状態で走行した場合に、初乗りが安い方のタクシーの料金の方が最終的に高くなることはない

※国土交通省資料リンク

例えば、首都圏を見ると、最多数の初乗り710円の料金規定では90m加算の単位距離は288mとなっているが、あるA社の初乗り700円の料金規定では90m加算の単位距離は292mとなっており、車両が同程度に綺麗ならば後者を選ぶ方が確実にお財布に優しいということになる。

※ちなみに、各会社の料金規定はHP等に開示されているので、誰でも閲覧可能である



Q2

お客さんからすれば、車内で最も存在感のある料金メーターが、この不況下、会社または個々の乗務員により(より料金が高くなるよう)細工をされていることはなあり得ないか?




一般に、タクシーの領収書には、走行距離の印字も、走行時間の印字もない。

では、どうやってズルを防止しているかご存知だろうか?

無論、全くの措置がないわけではなく、タクシーの料金メーターは、年に一度、経済産業省による検針義務が課されている

では、その検針と次の検針との間に、機械に強い乗務員が勝手に機械の設定を書き替えたり、調整し直したりする行為は、どうやって防止しているだろうか?

実は、検針検針の間については、各企業の使用者による監督義務に委ねられているだけのようである。

ただ、各乗務員の監視といっても、ドライブレコーダーの映像と無線をチェックする程度が限界である。

すると、検針と検針の間に、例えば、企業自体が組織的に料金メーターを弄るのであれば、そのズルをチェックできる制度は存在していない。

いずれ、問題になったり、訴訟沙汰になったりすれば、経済産業省が規制に乗り出すかもしれないが、それまで消費者はどうすればよいか?

今のところは、社名・乗務員名・プレート番号をメモして、消費生活センターに電話するくらいしか手はないのではないかと思われる。

タクシー乗務員の品質に関しては、どの国にも負けない紳士タクシー国家ニッポンのチェック体制は、まさにタクシー会社も乗務員さんも究極的には「ズルはしないという前提(信用)」の上に成り立っているのである。

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