スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

風見鶏の寝言035

「国を挙げてラジコンを作る時代」



アメリカの軍事は相変わらず兵器開発に飽きないようだ。

その昔は、銃や戦車・爆撃機の開発に始まり、戦後の核分裂反応の兵器化(原爆・原子力空母・原潜)・核融合反応の兵器化も周知の事実である。

森を見れば枯れ葉剤を開発し、洞窟の多い岸壁を見れば貫通弾を開発した。

火薬を使わないレールガンにも携わっていると聞く。



だが、味方兵士(や無関係の一般市民)を巻き込むと世論の支持を失う

自然と、開発は次第に正確性を重視し、今やミサイルはコンピュータに火薬が附属しているようなものとなっている。



ところが、世界で最新最良の性能を自負しながら、実戦での負傷者はゼロにはならない。

理由をつけて出兵する度に死者が重なると、募兵がしにくくなる。

(従来の「戦争」ならどっちも犠牲者は出るものだが、アメリカ国民の意識ではアメリカは圧倒的であって味方に死者が出ない戦争であるべき、であるかのような理想がある)

結果として、戦地まで出向かずに済む方法を模索し始めることとなった。

現在、アメリカは通称ドローンと呼ばれる無人偵察機・無人爆撃機の開発を進めている。
(参考画像はこちら

また、大気圏外からも衛星兵器(通称「神の杖」)が企画されているらしい。
(参考画像はこちら

その結果、無人兵器による偵察・暗殺・爆撃は、高性能ラジコンにカメラや火薬が附属したようなものとなった。

兵士は、フライトシミュレーターのような席で、現地から遠く離れたペンタゴンにいるままでよくなった。

出兵のために家族と別れることはなくなり、終業後は毎日家庭に帰るそうだ。




無人兵器の実用化により、アメリカ兵士の死傷者を出来る限り減らそうという試みは、謂わば1つの終着点まで行き着いた感じがある。

ただ、「圧倒的」であるこのラジコン兵器は、盤石だろうか?

ラジコン兵器が圧倒的なのは、自分が戦地が遠く離れた安全地帯にいることが、前提である。

しかし、それはアメリカのみが無人兵器を独占していられる限りに過ぎない。

ラジコン兵器は、それ以前の核分裂技術や核融合技術、ステルス技術等に比べて、新規参入の敷居は低い。

「敵国」とアメリカが呼ぶ国が、同じようなものを1台でも作った瞬間、アメリカの全土も「敵国」にいながらの兵士に狙われることになる。

アメリカ本土に限らず、地球上どこにいても戦地でないとは言えなくなる。

それ自体は、「戦地」という概念の定義が揺らいだというだけの問題かもしれないが、「圧倒的」が一転、「敵」が入手すると今度は、いつ攻撃されても防御できる兵器がないと、外も歩けないほど「臆病」になったりするのかもしれない。

この先、最強の矛を極めたアメリカは、最強の楯を極め続けることになるのだろうか。



その頃の日本は、全く実戦に向かないラジコンで動く2足歩行巨大ロボでも作っているだろう(笑)

関連記事
スポンサーサイト

トラックバック一覧

コメント一覧

コメントの投稿

名前

タイトル

メールアドレス

URL

本文

パスワード

非公開コメント管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。