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風見鶏の寝言038

ポイント●倍は釣りか?」



最近、財布に入りきらず、店頭でこのお店のポイントカードはどれだったかなと、ポイントカードを探した経験はないだろうか?

財布から大量のスタンプカード・ポイントカードを出して、まるで52枚のトランプからババ抜き準備で抜き取っておくジョーカーを1枚探すようにしているお客さんというのは、時折見かける光景である。

しかも、近時は店側の都合で、せっせと貯めたポイントが突如廃止されて水泡に帰すという悲しい思い出づくりにも、一役買うことがある。

しかし、このままでは

これらを煩わしいと思って、ポイントカードを作らない人が増える

ポイントカードがなければ、近所の利用不可欠のお店以外は、必ずしも行く理由がなくなる

他のお店やamazonに逃げられる


という負の連鎖が生じると懸念する店側は、よく「本日ポイント2倍・5倍・10倍」の餌を吊す

これは、恐らく、ポイントカードを持っていない人には、いかにも持ってないと損をした印象を与えようとし、持ってる人には今が買い時だという印象を与えて衝動買いを誘おうとするものだろう。

ただ、本当にこの策で釣られているのは、客側だと言えるだろうか?


ところで、多くのポイントカード「●倍」策を導入しているお店では、大抵の場合、決まった曜日、または、月の決まった日を、「●倍デー」をやるようになっている

では、なぜ、店側は決まった日にするのか?

実際に、スーパーを経営する人の話によれば、一度ポイント●倍策を始めると、勤勉な主婦や仕事帰りに疲れを押して立ち寄って買い物をする人々は、ポイント「●倍」の日に集中して買い物をし、それ以外の日は極力来なくなり、他のポイントセールをやってる店に流れるようになるため、客側がある程度予測できるように「●倍」にする日を固定、つまり、定期的な「●倍デー」を決めざるを得なくなるから、だそうである

つまり、「●倍デー」策を始めることにより、逆に、「●倍デー」以外の日の売上は、「●倍デー」策を始める前に比べて減る虞があるようだ

しかも、スーパー等、食品・生活雑貨等の生活必需品が中心の場合、衝動買いと言えども、そこまで無駄買いをするわけでもないため、「●倍デー」の売上の伸びが、それ以外の日の減少分を全て補って、猶お余剰が出るかといえば、必ずしもそうではない。

すると、店側は売上が減らないよう、

「●倍デー」を増やす

または

「●倍」の倍率を上げる



という次の策を採らざるを得なくなる


と、なれば、客側はさらに倍率の高い日に買い物を集中させることになり、益々「●倍デー」以外の日の売上は伸び悩むこととなる



ここまでを振り返ると、客側は釣られているというよりは、寧ろ呈示された制度にいち早く順応して、要領良く立ち回っているだけであって、寧ろ店側こそが「ポイント●倍」キャンペーンという策の魅力に釣られて自ら嵌り込んでいくように思えまいか?


異なるようで似たような事情が「レディースデー」ではなかろうか?

これは、男女差別の問題という角度からの取り上げられ方が多いように思われるが、それはこの際どうでも良いとしよう

これも、「●曜日は女性のお客様何割引」とか「女子会利用は●割引」を一度始めると、そのようなキャンペーンをやっているお店にしか行かなくなる傾向が如実に生じる

すると、上の「ポイント●倍」と似た様なスパイラルが生じる




「ポイント●倍」や「半額」等のセールというのは、新規参入時に、客を呼び入れる方策としては得策かもしれないが、その後、安定期に入った店にとっては棘のあるバラのような存在なのかもしれない
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