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風見鶏の寝言042

「混同された指標」




次の指標の違いを説明せよ。

震度」と「マグニチュード



「ルクス」と「ルーメン」







、と問われたときちょっと苦しいと思う人は多いのではなかろうか。

ここでは、震度マグニチュードのみを取り上げたい。

震度」とは、ある地点における地震揺れの大きさ

を指す

一方、

マグニチュード」とは、地震が発するエネルギーの大きさ

を指す


しかし、こう言われても、いまいちピンと来ない方も多いのではないか。

そこで、これを熱に例えて説明するとこうなる↓

「熱源」は高エネルギーを発するものほど、当然熱い。

そばに人(Aさん)が立つとき、Aさんは熱源からの放射熱で、「暑さ」を感じる。

しかし、「熱源」が極めて高熱でも、Aさんが立っている位置が遠く離れていれば、Aさんはそんなに「暑さ」は感じない<

つまり、表面温度だけで6000度の太陽でも1億5000万km離れた地球にいると、900度程度のハロゲンヒーターから1mのところに寝そべるときと、大して「暑さ」は変わらなくなることがある、ことと似ている。




この例と比較すると、「熱源」の温度にあたるのがマグニチュード、Aさんがいる地点での「暑さ」が震度に相当する


このため、マグニチュード6の地震1が地下10km(震源)で起きたとき、震央付近にある地点Bでの震度が4だったとするとき、(図表1
震度01


その後、マグニチュード9の地震2が起きたとしても、それが地下60km(震源)だったり、または震央が地点Bから遠く離れていたりすると、地点Bでの震度は地震1よりも小さい値(3や2)となりうる。
図表2図表3
震度02
震度03


すると、我々は次のような混同表現に注意しなければならないだろう。

ある朝地震で、Bくんが学校に遅刻してきた。

担任が尋ねると、Bくんは「M8.5の地震でしたから、家具が倒れて家から出られませんでした」と言う



つまり、これが本当は単に寝坊しただけか、本当に家が大変なことになっていたのかを、見抜かなければならない担任としては、このとき「確かにニュースはM8.5と言っていたが、Bくんの住んでる地域での震度がいくつだったのか?」という点を気にしなければならないのである。



近時、このような混同は、ニュースでも少なくないように思われる。

注意を要する点であろう。

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