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風見鶏の寝言067

「自然科学vs気まぐれ」




21世紀の日本はどうやら自然の脅威との闘いが多そうである。

東海沖・南海トラフ沿いの大地震や、富士山の大噴火など、専門家が度々警鐘を鳴らしている。

地上でも、暴風雨、大雪、竜巻の被害は、気のせいか次第に甚大なものになってきているように感ぜられる。

現在の長閑な間氷期が終われば、再び氷期が訪れることも予想されている。



これらの自然現象は原始時代には神の気まぐれと恐れられた

科学の進歩により、気象学や地震学等の地学分野はデータの解析が進んだ

これらの自然現象はそれぞれ科学的なメカニズムが解明され、神の気まぐれは暴かれた

暴風雨や大雪など雲の動きに依存するものについては、気象データから相当程度正確な予報が出せている

最近の気象庁の予報は、20年前と比べてほどんと外れることがなくなったように感じる



地震や氷期については、気の長い周期を持つメカニズムによることまで突きとめた

地震は、プレートの移動によってプレートどうしの接着面にかかる力が、プレートどうしの摩擦力の限界を超えたときに発生するらしい

氷期は、大西洋を南北方向に対流する海流の沈降・上昇が強弱、地表の氷河の大小、海面の昇降が連動しているらしい

だが、これらは周期が長すぎて、未だ30~1000年くらいの幅を持ってしか予報ができていない

この30~1000年間のどの年に発生するかは、現状では見定めきれない


逆に、発生から消滅までの時間が非常に短い竜巻・突風についても、正確な予報はできていない

これらは、こんどは「地球の気まぐれ」の領域として残っている。


絶え間ない科学の研究により、数百年以内には、さらに正確な予報が可能になることは有り得よう

いずれは、「地球の気まぐれ」も解明される運命にあるのかもしれない。

ただ、気まぐれの正体は、本当にそこで一片の謎も残さずに解明されるだろうか



我々はどうしても人間の時間感覚に近いところからしか解明できない

時間単位、月単位、年単位、10年単位、100年単位、1000年単位と解明の幅は拡がってきた

未来、地震や氷期などをとりまく数千年単位の予報まで正確にできるレベルまで解明されたとき、科学者たちはそれらが、さらに数万年単位、数億年単位の何らかの周期に乗っていることを発見することになるんではないか

そのときは、太陽の気まぐれ、銀河系の気まぐれ、を相手にしているのかもしれないと、ふと思って見たりする。
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