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風見鶏の寝言070

「4Kの思惑」




アナログ放送からデジタル放送への一斉切替が行われてから数年。

今度は、より解像度の高い「4K」という言葉が出てきている

巷の噂によれば、次世代放送が4K、次々世代放送が8Kとなるとも言われている

「4K」のKはkilo=1000のことであり、放送される動画の画面解像度が大まかに横4000×縦3000ピクセル等の大きさのものを指す

すると、「8K」は8000×6000ピクセル等になるであろう。



総務省は、デジタル放送切替のときと同じように、順次放送方法をグレードアップしていくことに意欲があるように見受けられる

総務省がやる気ならば、家電業界は再びテレビの売り込みチャンスと狙っている、という流れかもしれない

だが、前回と今回とではいくつかの点で異なっている

1、デジタル放送切替時にテレビを買い換えたため、まだテレビを買って間もない家庭が多いこと

2、アナログからデジタルへの根本的な変化とは異なり、解像度が変わるに過ぎないこと

3、"若者のテレビ離れ"はその後も進行していること

4、「4K」の次に「8K」が控えていることが知れているため、買い換えるなら「8K」になってからでいいという判断になりかねないこと



3は、現状ではまだ多くの家庭がテレビを所有しているため、さほどの問題にはならないかもしれない

しかし特に2は、4K放送の開始に伴って既存のテレビで放送が見られなくなるということにならない限り、前ほど買換意欲の向上にはつながらない

逆に言えば、アナログからデジタルへの転換は、1953年から半世紀以上続いた放送を基から変えるインパクトを持っていたということかもしれない

さらに、4は消費者の心理としてはごく自然な発想と思われる

実際に放送の切替時になれば、おそらくは政府主導で、買換に減税の特別措置を講じる等の行政誘導を行うであろう

ただ、減税措置を行っても、テレビ・冷蔵庫・洗濯機は家電製品の中でも比較的高額な品であるため出費は大きく、消費者の負担は軽くない



何年後の切替を想定しているかはまだ不透明であるが、これらの相違点は地味に売れ行きの善し悪しを左右しそうである

デジタル放送切替時と全く同じ構えで売り込もうとすると、メーカーとしては痛い目に遭うことになるかもしれない

未だ獲らぬ狸は、よく見極める必要がある、ということだろうか。







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