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風見鶏の寝言093

『変温と恒温』



体温が外気温や外水温に左右されて上下する動物を変温動物という。

体温が外気温や外水温に影響されず、ほぼ2~3℃の間で一定している動物を恒温動物という。


参考:wiki

そして、つい数年前まで高校生物までの教育課程では、こう教えていたように思う。

変温動物とは爬虫類以下を、恒温動物とは鳥類とほ乳類を指す。

変温動物は長く寒い場所や冷たい水中にいると体温が下がり、動けなくなってしまう。

そこで、水中を泳ぐカメや海イグアナは、定期的に浜や岩の上で日向ぼっこをして体温を上昇させる。


と。

しかし、そうだとすると、説明に窮する現象がある。

例えば、冬眠しないほ乳類でも、ネズミ類では体温が外気温に近くなるほど低くなるものがあるが、それは恒温といえるのか?

例えば、カモノハシはほ乳類であるけれども、体温が外気温や外水温に合わせて上下しやすい。しかし、その上下幅は外気温までは下がらず、外気温よりも5~10℃ほど高い温度域を上下しているとき、これは魚類等の変温と同じと言えるのか?


結論から言えば、近年の生物学の研究によれば、爬虫類と鳥類という分類学上の境目と、変温動物と恒温動物という生命活動上の仕組みの境目は、ほとんど関係ないらしい

その種の動物が、その生態上、どれだけ徹底的に体温を一定させる必要があるかにより、その体温調節機能は異なるということらしい。

例えば、ハチドリは、体温が割と大きく上下する。

(絶えず運動するために発熱量が多かったことが一因だったかどうかは知らないが)少なくともハチドリは、発熱と同時に一定に体温を押さえ込むよりも、発熱時に体温が上がることは放っておき、排熱(ラジエータ)機能を強く持って素早く体温を下げることを可能にする方を選んだようである。

ラジエータ機能といえば、発汗でも排尿でもよいし、オニオオハシのように放熱組織を多数備えたクチバシのようなものがあってもよい。
(体温を厳しく一定させるよりラジエータ機能を獲得する方が進化上、負担は楽だっただろう)
参考:wiki


すると次に、冬眠は変温機能の延長線上なのかどうかが気になるところである。

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