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風見鶏の寝言095

「ドラレコと雑感」



自動車のフロントウィンドウに取り付け、車の前方や側方などを録画する機器を一般に(映像記録型)ドライブレコーダーと呼ぶ。

10年前はまだ、ドライブレコーダーというと、飛行機のフライトレコーダーと同じようなものをイメージされていた。

つまり、位置情報や速度情報を記録するだけのものを考えていた。

近時は、映像録画技術の発達、録画データを保存するカードメディア(SDカード)の小型化と安価化により、映像記録型のものを指すことがほとんどである。

事業車両の内でもタクシーでは利用するほとんどの車両が設置しているように思われる。

一般車ではまだ多数とまではいかないようであるが、以前に比べればだいぶ普及してきた

警察庁でも、ドラレコ映像を指導教育に活用していく方針らしい。
参考:こちら

ちょうど交通安全シーズンなので、現段階の機器での使用雑感を記してみたい。


ちなみに、比較の結果、私が使っているものは、ユピテルの型番FH52WGというものである。
(現時点でいえばさほど最新式のものでもないと思う)


□設置方式について
窓に接着する系統(両面テープか吸盤)が多数で、ミラーに被せるように装着する系が少数である。

ミラーに被せる方式は、装着後も既存のミラーが使用できるものが増えるといいように思う。

接着する方式は、テープでも吸盤でも割としっかり接着するので、走行時の画面のブレはほとんどない。

ただ、テープの場合、あとで剥がすと接着部分がベタベタするのが残念である。


■録画範囲について
次第に広角な機器が増えているようであり、横方向で120~135度くらいまで撮影できるものが最も広いようである。

横方向の撮影範囲が120度辺り以上になると、中心の歪みがやや目立つ(魚眼レンズのようなイメージ)。

ただ、録画視野が狭いと事故時に加害車両のナンバープレートの確認に使いにくいため、バランスの問題であろう。


◇録画画質について
2014年夏段階では、どうも動画は200万画素程度が限界のようである。

その撮影画素数で、1920×1080ピクセルの動画データ(フルHD等と呼ばれる)として保存した場合、以下のようになる。

信号や渋滞で停車している場合の前の車のナンバープレートは明瞭に確認できる。

信号や渋滞で停車している場合の横の車線の車のナンバープレートはギリギリ確認できる程度である。

走行中に対向車線をすれ違う車のナンバープレートは運がよくなければ確認できない。

すると、後方から衝突された場合、加害車両が自車の脇をすり抜けて前方へ逃走したときでも、必ずしもナンバープレートが確認できるとは限らなそうである。

この点は今後の撮影画素数の向上に期待したいところである。

特に夜は繁華街以外の撮影は苦手なようである。


◆保存メディアについて
ほとんどのものは、microSDカードに保存するようである。

現時点で対応しているのは、SDHCカード(最大32GB)までとなっている。

つまり、SDXCカード以上(64GB以上)には対応できていない。

このため、例えば32GBのmicroSDに、上述の1920×1080ピクセルの画素数で動画を保存する場合には、約6時間ほどで容量いっぱいになる。

十分と見るか、不十分と見るかは、個々の利用者の連続運転時間による。

例えば東京から岩手・秋田方面や、山口・高知方面まで走行する場合にはおそらく途中で容量いっぱいとなる。

ただ、この点は遅かれ早かれ対応が済めば解消するであろう。


○保存形式について
直接avi・mpeg・mp4形式で録画しタブレット等で再生できる系と、mdxなどの形式で保存し専用ビューアーからavi形式へ変換(エンコード)できる系とが、存在するようである。

GPSによる位置情報測定機能・それに基づく速度測定機能・加速度測定機能(Gセンサーと呼ばれる)等が登載されている機器の場合は、映像データと共にこれらのデータを付加して保存する。

そのため、多機能な機器ほど、aviではない形式で保存されている場合が多いようである。

なお、専用ビューアーは軽量なものならば、数MG程度の容量で済むようであり、PCの空き容量はさほど食わないで済みそうに思う。


最後に、映像データを参考に掲載しておきたい。

以下は、住宅街での走行時は、危険予測と徐行運転が欠かせないとつくづく痛感したときの映像である。
(音声なし)
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